会長挨拶

 2年前、荒川総合スポーツセンターの改修も終わり、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されるという、区民の皆さんにスポーツに親しんで頂くには絶好の機会を迎えるはずでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響でスポーツひろばやその他のイベントも、企画しては“延期”“中止”を繰り返すばかりで、とても残念な思いをしてきました。

そんな中、このような環境でも行えるボッチャや屋外で出来るモルックなどの新しいスポーツの研修に力を入れ、ようやく感染者が減少し始めた昨今では、小学校に出向き普及の活動をスタートさせ、年内にはボッチャイベントの開催を計画しております。

また、東京2020パラリンピックの際、荒川総合スポーツセンターが、シッティングバレーボールの公式練習会場として使用された事から、ビーチボールを使用してアレンジしたシッティングビーチボールを、6月に開催したイベントでご紹介しました。

以前のようなスポーツへの取り組みに戻るにはまだまだ時間がかかると思いますが、新たな環境に適応したスポーツを模索し、多くの区民の方々に安心し参加して楽しんで頂ける機会を作って行けるよう努めて参ります。

荒川区スポーツ推進委員会会長 伊藤康之